ビューティーニュース
2020/06/08
美容よもやま話②~ヘアカラー編~
こんにちは!
今日は皆さま1度は経験されたことがあると思う、《ヘアカラー》についての豆知識をお話したいと思います!
ヘアカラーは別名『酸化染毛剤』ともいい、
その名の通り、1剤のアルカリを2剤の過酸化水素で酸化させることで発色させます。
またの名をヘアダイ、永久染毛剤ともいい、一度色を入れたところの色素が完全に抜けてしまうことはありません。
基本的に、
おしゃれ染め(ファッションカラー)<白髪染め(グレイカラー)
のように、白髪染めや黒染め剤といった物のほうが、カラーの色素が濃いことが一般的です。
つまり、より色素が残留しやすいということになります。
◎ヘアカラーの染まる仕組み
図のように、髪の毛の表面はキューティクルと呼ばれるウロコ状のもので覆われています。
キューティクルは1剤に含まれるアルカリによって膨潤し、開きます。
そしてその隙間からカラー剤の分子が入り込み、CMCといわれる水分と油の通り道を通って発色します。
そこでポイントなのが、酸化剤は黒い色素(メラニン)を削って色を入れているという事です。
つまり、酸化染毛剤(いわゆるヘアダイ)は、一度髪の毛を脱色してから染色しているのです。
これは、暗めのカラー剤(白髪染めやトーンダウン)にもいえることです。
暗めのカラーや白髪染めをするからダメージが少ない、という事ではないのがポイントです☝
ここで起こりえるダメージは、アルカリ剤による『キューティクルの膨潤』です。
◎アルカリと過酸化水素の残留
そしてもう一つ大事なポイントが、1剤の「アルカリ」と2剤に含まれる「過酸化水素」の残留です。
この2つが髪内部に残っていると、言わずもがな良いことはありません😭
過酸化水素はもともと脱色作用がありますので、これが残留しているとせっかく入れたカラーがすぐに抜けてしまいます。
昔、オキシドールで髪を脱色した経験はありませんか?(無いですよね 笑)
カラー後すぐに褪色してしまう方は、この残留過酸化水素が原因かも…
さらに恐ろしいのが、「アルカリ残留」です。
1剤に含まれるアルカリが残留している髪に「ドライヤー」「アイロンやコテ」などの熱反応が加わると、
毛髪内部で「システイン酸」というものが生成されてしまいます。
これは髪の主要な結合である「シスチン結合」というものが酸化してしまったもので、
これが増える事で髪の正常な結合が減ってしまい、結果カラーやパーマのかかりにくい髪ができあがってしまうのです!💦
正常な結合(シスチン結合)がシステイン酸により異常結合をしたもの、
それがランチオニン結合といわれるものです。
ランチオニン結合が増えると毛髪強度が低下し、どんどんツヤやハリコシが失われてしまいます…泣
◎じゃあどうしたらいいの?😭
ご安心ください、解決できます!
当店で行っている「テラヘルツ」メニューは、カラーやパーマで起こってしまう「酸化」を抑制する効果があります。
酸化=老化ともいわれ、なにも前処理をしない髪に薬品をつけることは、老化の引き金になっているのです。
テラヘルツを塗布前につけることで、カラーの刺激や酸化から頭皮と髪を守ります。
そしてさらに、シャンプー台にてアルカリと過酸化水素の「デトックス」をしっかりと行っております。
この2つの物質、水道水やシャンプーで完全に除去しようと思えば、48~72時間も必要となってきます!
エクイップ2泊3日のツアーが開催されてしまいます!笑
そんなことは物理的に無理ですよね😓
そこで用いるのが「ヘマチン」と「キトサン」という2つの秘密兵器です!
ヘマチンはカラー剤の染色をアップさせ、頭皮の保護も行いつつ、過酸化水素も除去してくれる優れもの。
対するキトサンはアルカリを除去し、カラー塗布中に開いたキューティクルを閉じてくれる役割もしてくれるのです!
これらがないと髪には残留物がたまっていき、さらにはキューティクルも開きっぱなしに…
せっかく入れたカラーもトリートメントの栄養もすべてが流れてしまいます😫
お金も時間も、髪の体力もなくなっていってしまうのです💨
まとめますと…
◎カラーやパーマをすると髪に「アルカリ」と「過酸化水素」が残留する
◎これらを除去するには「ヘマチン」と「キトサン」が有効
◎テラヘルツ+デトックスカラーやパーマで、よりダメージレスなおしゃれを楽しみましょう!
以上、本日の美容よもやま話でした😍