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ヘアーニュース

2020/08/20

パーマ・カラーとのお付き合い


こんにちは!
今日は誰しも一度はしてみた事のある、
「パーマ」「カラー」「縮毛矯正」
についてのPOSTです😃

これらの施術は、「アルカリ剤」「過酸化水素」「還元剤」
という薬品を用いますので、少なからず髪の毛はダメージしてしまいます。
では、一体どのようにしてダメージしていくのでしょうか?

まず、髪の毛がダメージする場所は3か所あります。
人間の身体に例えると、
「皮膚」「筋肉」「骨」といったイメージです♪
奥に行けば行くほどよりダメージ具合が大きいです。

まず、「皮膚」=キューティクル
ここが傷む例として、
過度なブラッシングや摩擦、高温でのアイロンやドライヤーが挙げられます。

引っかかる部分を無理矢理といていませんか?
アイロンの温度を170℃以上に設定していませんか?

髪が引っかかる場合は、粗目のコームなどで毛先から優しくといて下さい^^
特に濡れている時ほど髪はデリケートなので、
お風呂上がりのコーミングはやさしコームを意識してみて下さいね☆

そしてドライヤーやアイロンの熱で起こるダメージもあります。
濡れている状態で60℃、乾いている状態で105℃~130℃を感じると、熱変性というものが起こってきます。
これは生卵が熱で焼けていく原理と同じなんです。
あまりに高温を使い続けていると、髪はどんどん固くなってしまいます。

対処法としては、ドライヤーの口を離す、アイロン温度を160℃以下に設定する。
髪の表面で30℃ほど冷やされますから、140~160℃くらいで使えれば完璧です。

この温度ではなかなか伸びないという方。
パサパサに乾いた髪にアイロンをしていませんか?
からからのYシャツにアイロンがけしてもなかなかシワが伸びないように、
髪の中にも適切な水分がないとなかなか癖は伸びません。

健康な髪は乾いた状態で11~14%の水分がありますが、
これを下回ると髪が水分不足となり、アイロンがなかなか効きません。

そこで登場するお助けアイテムが「リケラミスト」
こちらはシワ伸ばしミストのようなもの。
乾いた髪内部に水分を与え、より低温で伸ばしやすい水分量に調整します。
そしてもう一つスゴい所が、「ポリアミンAEE」という内容成分。





ポリアミンとは、100℃近くにもなる海底火山でも生きて行ける微生物から採った成分です。
つまり、タンパク質を熱から守ってくれる効果があります。
それを応用したリケラミストを振っておけば、180℃まで耐熱できるんです♪

毎日アイロンやコテを使われる方、必見です❣


次に、「筋肉」=マクロフィブリル間マトリックス
こちらで作用するのは「カラーリング」の領域になります。
ここの濃度や密度がしっかりしているほど、カラーの染まりや持ちが良くなります。
一般的に細毛の方ほど多く、硬毛の方ほど少ないとされていて、
染まりの良し悪しはここからもきています。

もう一つ染まりにくい例として「白髪」が挙げられます。
普通のカラー(おしゃれ染め)で染まらないのは、
硬さやコルテックス不足が原因です。

白髪のように髪が老化(=エイジング化)していくと、
筋肉部分「コルテックス」に代わって、芯の部分である「メデュラ」が非常に太くなってきます。
硬さや強さが出てくる原因はそこです。
少ないコルテックスに色を定着させる為に、より濃い色素を持った「白髪染め」が必要になってくるのです。
後述するパーマや縮毛矯正がかかりにくくなる理由も、コルテックス(筋肉)不足によるものです。

また、「アルカリ剤」「過酸化水素」が残留してしまうのもカラー施術になります。
こちらをしっかり取り除いておかないと、お家に帰ってからのダメージに繋がります。
褪色や抜け毛、白髪などなど。どれもゾッとするワードばかりですね💦

ですので、当店では「ヘマチン」「キトサン」などの専用のケア剤を使って、
しっかり残留物を除去しています!

そして、油分系トリートメントが定着する場所もここなのです。
カラーの褪色=油分・水分の低下 です。
せっかく染めたりトリートメントをした後に、洗浄成分の高いシャンプーで洗ってしまうと、
全てを掻き出してしまうことになります。

髪にはより優しく、頭皮の汚れは落としてくれるものが理想ですね♪

ダメージ毛・エイジング毛の方にオススメなのがトイトイトーイシリーズです。





トイトイトイーイシャンプー&トリートメント 400ml・各5,940円
リケラミスト 200ml・3,520円
リケラエマルジョン 200ml・4,400円


これらには特許成分「ADESケラチン」という特殊なタンパク質が入っており、
より髪内部に定着しやすく取れにくい!
1本使い終わる頃には、きっと髪質が変わっているはずです。


最後に、「骨」=ミクロフィブリル間マトリックス
こちらは「パーマ」「縮毛矯正」が作用する場所です。

まず「アルカリ剤」が髪を開いて液が浸透。
はしごのようになった髪の骨格を「還元剤」で切断します。
パーマならロッドで曲げ、縮毛矯正ならアイロンでストレートにします。
そして2液の「過酸化水素」で固定します。

そう、「アルカリ」「過酸化水素」「還元剤」
すべてのダメージ要素が入っています。
変化が大きい分、ダメージも大きく非常に繊細な施術なんです☝

(ちなみに、髪を膨潤させ開く力(アルカリ度)は
カラーやブリーチの方が大きいんですよ👀)


そのため、当店では多種多様なケアトリートメントをご用意しております。
クイックなものからよりしっかりしたケアまで、お客様のお悩みに応じて
スタッフが対応させて頂きます!

お任せください^^